季節の変わり目に
今日の入笠湿原にて。『ヒヨドリバナ』がにょいーんとお出迎えです。
ついこの間までは『日本すずらん』『ウマノアシガタ』でいっぱいだった湿原も、少し時間が経つだけでまた違った花々を楽しむことができます。
木道の隙間から顔をのぞかせているのは『キリンソウ』。
湿原の至るところで『ウツボグサ』も咲き始めていました。魚のウツボ、ではなく武士が矢を入れて背負った靭(ウツボ)に似ていることが名前の由来だそうです。
こちらは入笠すずらん山野草公園の『ユウスゲ』。『ニッコウキスゲ』よりも薄い黄色の花です。夕方に開花に翌日の昼には閉じてしまうことからその名が付けられました。
雨粒の滴る姿に哀愁のようなものを感じます。
その他にも様々な蕾を見かけました。
150種の山野草が楽しめるこれからの季節はもうすぐそこですね!
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