環境への取り組み

選ばれ続ける
環境共生リゾートを目指して

富士見パノラマリゾートは、入笠山に抱かれた豊かな自然を活かし、
自然と遊ぶことの楽しさや自然から学ぶ喜びを体感していただく施設です。
入笠山の自然が織りなす美しい景観や自然体験は、
訪れる方にたくさんの喜びと感動を与えてくれています。
私たちは、この豊かな入笠山の自然を未来につなぐために、
環境負荷の少ない環境共生型リゾートを目指した取り組みを進めています。

最新レポート

Our Action私たちの取り組み

八ヶ岳から都市へ、都市から八ヶ岳へ。
「食」の循環が「ひと」の交流を生む
「サステナブルな食の輪」。

N=yatsugatake

N=yatsugatakeは、八ヶ岳エリアの企業や学校、自治体が都市企業と連携し、地域の自然資源を活かした「食」の有機リサイクルを通じて資源循環を推進するプロジェクトです。環境負荷の軽減、次世代への環境教育、地域経済の活性化を目指し、持続可能な地域づくりに取り組んでいます。当施設は、このプロジェクトの中心的な役割を担い、地域と都市、そして未来をつなぐ架け橋として活動を展開しています。

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富士見パノラマリゾートでの活動

循環型落ち葉堆肥の製造

自然の恵みである入笠山や施設内の落ち葉、地元酒蔵の米糠、レストランの調理屑、プロジェクトメンバー企業が使用した植物由来の生分解性資材を原料として、循環型落ち葉堆肥の製造を行っています。資源循環の起点でもある循環型落ち葉堆肥は、プロジェクトメンバーのみなさんと協力しながら作っています。

生分解性資材の導入

主に団体利用で使用されている使い捨て資材から順次生分解性素材(植物由来のバイマスプラスチック)の製品に変更し、使用済み資材の有機リサイクル(堆肥化)を行なっています。これまで焼却されていた使い捨て資材を有機リサイクルすることで観光廃棄物の削減に貢献します。

サステナブル野菜の栽培、
商品開発

循環型落ち葉堆肥により自社農園や近隣農家で栽培された新鮮な野菜は、野菜としての販売はもちろん、レストランメニューやお弁当などの加工品としてお客様にご提供しています。サステナブル野菜を通じて地域の魅力を内外に伝えています。

山野草の保全・育成・
環境整備活動

循環型落ち葉堆肥は、山野草の育苗、生育への活用のほか、土砂流出を防ぐためのゲレンデ斜面の整備活動にも活用されています。

体験型サステナブル
教育プログラムの提供

有機リサイクルの過程を体験型教育プログラムとして提供しています。入笠山の大自然のなかで生命の循環を体感し、未来世代がサステナブルを「自分ごと」として考え、学び、実践するための意識啓発を行なっています。

地元高校生との協働

長野県富士見高等学校と年間を通じた授業として堆肥製造、野菜の栽培、商品開発を一緒に進めています。学生の皆さんが活動を通じて、地域資源の魅力に気づき、活かし方を考え、実践することで郷土愛を育む一助になればと願っています。

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For The Future

入笠山の生態系を未来につなぐ

入笠山の生態系保護のための活動を行なっています。富士見町の固有種であり絶滅危惧種「釜無ホテイアツモリソウ」の保全活動として、富士見町アツモリソウ再生会議と協力し、生息地の再生や増殖、啓発活動に取り組んでいます。また、自生する山野草を守るため、害虫駆除を目的とした野焼きや笹刈りなどの環境整備を行なっています。長年の環境整備活動が身を結び、準絶滅危惧種イチヨウランが再び自生し、春にはイチヨウランの群生を来場されるお客様に鑑賞いただけるようになりました。

環境負荷の少ない
マウンテンリゾートへ

石油燃料、原料水の使用量を削減するポールキャット(電気式降雪機)の導入、施設内照明のLED化、売店での環境配慮型商品の取り扱い、生分解性資材の導入など、年間を通じて環境負荷が少ない事業運営を目指した取り組みを進めています。取り組みにあたり、全部署を横断するサステナブルプロジェクトチームを編成。各部門、スタッフ一人ひとりが自分ごととして考える体制を整えています。プロジェクトチームが中心となり、事業運営における環境負荷軽減のための検討を進め、できるところから一つずつ取り組みを進めています。